石をナデナデ、石をペチペチ

神社などへ行くと「おもかる石」と書いた立て札があり
石が置かれている時があります。

結構重い石なのですが
願い事を口に出しながら、その石を持ち上げて

軽く感じたら、願い事が叶い

重く感じたら、願い事が叶わない

と言われています。

同じ石だから、重さは一緒のはずなのに
ひとの感覚は不思議なものですね。

 

先日行った、奈良の神社には「なで石」という石がありました。

なんでも
石をやさしくナデナデしてから
持ち上げると、軽く感じ

石をペチペチ叩いてから
持ち上げると、重く感じるそうです。

おもしろそうなので、やってみました。

まず、思い切りペチペチ叩いてから持ち上げます。
持ち上げられなくはないけれど、結構重いです。

次に、優し~~くナデナデしてから持ち上げます。
あら、なんと軽~~く感じました。

同じ石なのにね。

 

私たちは五感を使っていろんなことを感じているわけですが
その感覚というのは不思議なもので

絶対的ではなく
私たちがある程度コントロールできるものなのです。

石を優しくなでた時
手に伝わるのは石の丸みや柔らかさ、温かみです。

そういったものを感じ取りながら
石を持ち上げると、軽さを感じるのです。

 

石を力を込めて叩いた時
手に伝わるのは石の硬さや堅さや冷たさ
手の平の痛みなどです。

そんな感じの中で、石を持ち上げると
重さを感じるのです。

 

この事は、他の状況でも当てはまります。

例えば
「Aさんは怖い人」と感じながら接すると
Aさんの怖い部分に敏感になり、怖さを感じやすくなります。

「Aさんは優しい人」と思いながら接すると
Aさんからは優しさを受け取りやすくなるのです。

 

どちらが心地良いでしょうね。

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